ライアン・ブリッグ

ターミナルの記録ではレイダーの事をこき下ろしているが、彼自身もレイダーのファクションに属している。
一応は商売上の付き合いだけの様だがほぼ同じ一味だろうという事なのか悪人の証拠が取れる。

ありとあらゆる人物からまずい！食えない！と、評価され続けたモールラットの肉を、現実的な食用まで引き上げた結構凄い人物。

あまりがちな接着剤と肉で食料問題を解消できる。夢のある話である。

ジュリー通りメトロ駅の地下でモールラットの肉を美味しく食べる方法を研究していた研究者。
まずさに定評のあるモールラットの肉の加工ということもあり研究は難航、173ページにも及ぶターミナルの研究ログからは彼の苦心惨憺のほどが伺われる。

が、ついに長年の地道な研究が実り、ワンダーグルーを使いモールラットの肉を美味しいジャーキーに加工する技術を確立するという偉業を達成する。名付けて「モールラットの不思議な肉(Mole rat wonder meat)」！
さあこれからだ、量産体制の整備、販路の拡大をしてキャピタル中にジャーキーを売りさばき大金持ちに・・・というところでたまたま探索にやってきた101のアイツと遭遇、秘密の技術を奪われまいと考えたのか銃を構え襲い掛かるという最悪の選択肢を選んでしまう。

かくして哀れライアンと彼の発明は、永遠に日の目を見ることなくメトロの地下で眠り続けることになるのであった。南無。


・・・何気にすごいことを成し遂げている真っ当な研究者なので、スピーチチャレンジでもいいから普通に取り引きできる相手として付き合いたかったというプレイヤーも多いのではないだろうか。