ボブ

ハロルド曰く一年に一度種を実らせて、風に乗せて周囲にバラまくらしい。
オアシスに沢山生えている木々はそうしたボブの子孫であり、技術的前作TES4オブリビオンを思い出すようなFalloutらしくない光景を生み出している。
またハロルド自身それらの葉っぱ一枚一枚を通して周囲を見る一種の特殊能力を持っているらしく、オアシスに接近する主人公を視認して「自分を殺すという頼みごとが出来る」という望みに掛けたのだと語る。

宿主の影響なのかどうかは不明だが、やはりただの木ではないようだ。

振る舞いが宿り木のそれと似ていて、宿主のハロルドを完全に取り込んで利用しつつもボブなりに栄養面で見返りも与えているようだ。
片膝をついたような姿勢にも関わらずハロルド本体もかなり肥大化しており、仮に立ち上がったら5メートルにも達するのかと思ってしまう程。
食事が取れないにも関わらず腹を空かせていないのはそのせいだろう。

ただし内蔵も都合良く利用しており、特に心臓は根を張った地下に移動させておいて根から吸い上げた水分と養分を地上まで送るポンプを兼ねた役割を持たせている。

キャピタルでは他に類を見ない、生きた樹木。
前作Fallout2でハロルドの頭に生えてきたミュータント植物で、最終的にハロルドを取り込むほど大木へと成長を遂げた。

・・・動物ですらない植物だが、ハロルド曰くこれでも人格を持ってる節があるので便宜上人物カテゴリへ登録させて頂く。