モルパイン

モルヒネはアヘン(から出てくる乳液)から精製されて作られるものだが、アヘンどころか植物すら滅多に生えていないキャピタルウェイストランドでは新しく作ることはほぼ不可能だと思われる。
作れるとしてもオアシスなどくらいだろうが、オアシスの住人が作ることはあまり想定できない。

それでも診療所に一定数流通しているため、戦前に大量生産された残りがまだあり、スカベンジャーやキャラバン隊がそれらを回収しているか、他の復興が進み荒廃していない地域で生産されて流入しているかのどちらかだと思われる。
初めてのラボセットで生産するにしても地域一帯に流通させるには限度があるしな。

痛くないからダメージ軽減というのも凄い話ではある。
苦痛が和らげば戦意がそれだけ長く保たれるというのをゲーム的に表現するとこうなるのは分かるけれど。

アイテム自体が小さくて見つけにくく、いざ見つけたと思ったら空の注射器だったりする。

モルヒネは英語だとmorphineなので、パッと見では「モルパイン」と読めなくもない。
ちなみに現実世界のモルヒネには有用限界がなく、「使いすぎたせいで耐性が出来て効かなくなる」という事はない……らしい。

注射器入りの鎮痛剤であり、戦争映画でも応急処置で使用する場面が時折ある。

誤訳なのか名前を誤魔化す為なのか名前はモルパインだが、恐らく正体はモルヒネ。
日本国内では医師による適切な処方（手術以外には進行した癌患者へ等）以外は禁じられているので、例によって実際に使ってみようとか思わないように。

aidアイテムの一種で、中毒性のある薬物。
4分間DRが25上昇する。

NV以降ではMed-X表記だが、本項目はローカライズでの表記とする。