怪しげな避難者

絶対に怪しい。私もそう思う。確信した。全人類の存亡に関わる事は間違いないはずだ。だが、それを言うのは戦前に行ってもらいたい物だった。そうすれば核戦争は起きなかっただろう。
さて、パーティーハットを被り続けて旅を続けているが、そろそろ替え時だろうか。そう、アルミホイルの帽子という素敵な物があるじゃないか。
そういえば、クエスト終了後に追いかけると、「なんで卵が食べたくなったのかな」と呟いている。合言葉を言わないと本人と認めてもらえないらしいが・・・しまった。忘れてしまった。
はっ！？これは奴らに脳をいじられている！？
FEVウイルス？インスティテュート？エンクレイヴ？そんな陰謀論なんか信じるな。エイリアンだ。エイリアンに脳を書き換えられている！
みんな、今すぐアルミニウムの帽子をかぶるんだ。え？パワーアーマーの方がいい？そんな陰謀論を信じる物か！

ホワイトスプリング避難所にいるエメット山の防護スーツを着た人。容姿はランダムのようだ。安全な屋内で防護スーツを着ているので、見るからに怪しい。偏執症の避難者からの依頼で写真を撮ることになる。

偏執症の避難者に付きまとわれていることは知っており、撮影を気付かれるとこちらをティンヘッドの手先と呼んでくる。話を聞くと本人もなぜティンヘッドにストーカーされているのかわかっておらず、これまで親切にしたり、無視したり色々しているが諦めてくれないので困っているようだ。