ワトガ市長

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ワトガワトガ所属

コメント一覧(3)

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3.名無しさん2019年02月16日 12時11分
感想

とはいうが、現代アメリカでいわゆるDQNネームが社会問題となっており、殺人事件にまで発展しているケースもある。
そんなわけでとある州ではそれを阻止する法案が出たが民主主義に反すると反発もあり、だいぶしっちゃかめっちゃかになったところもあり、結局は命名は自由にするという法案が成立してしまったという州(どこだったかは失念)があるため、おそらくそれが元ネタである。

2.名無しさん2019年02月16日 10時36分
感想

赤ちゃんにとんでもない名前が付けられるのを食い止める法令

戦前のアメリカもキラキラネームが多かったのだろうか。それともF@ckin’ Shitな名前が付けられていたのだろうか?FO世界なら後者もありうるが…

赤ちゃんの名前は自由に付けられる法令
えぇ…

市長の命令は永久不変である法令
えぇ…

1.名無しさん2019年02月16日 00時42分

クランベリー湿原に存在する未来都市、ワトガの市長のこと。
クエストMayor for a Day」をクリアすればResidentはその135代目に就任することができる。
ちなみにこのワトガ市、元はワトガ国立公園にあった森を切り開き、作中時間で2042年4月2日に町としての機能が始まった人工都市である。

さて、先代の市長、バーバラ・エリザベス(134代目) が死亡したのが核戦争のあった2077年(スコット・ターナーの起こしたテロの影響で亡くなった)。つまり戦前のワトガ市には35年の歴史しかなく、にも関わらずワトガ市の市長となった人物は100名以上存在していることとなる。なぜなのか?

ワトガ市は未来都市の名に違わず、オートメーション化が進みつつあった戦前のアパラチアにおいて、その極みに達したかのような行政システムを採用していた。

1.ワトガ市の行政府において、人間の職員は市長(そして市長によって雇用または解雇される人員)しか存在しない。
2.市長は模範的なワトガ市民の中から、コンピューターによってランダムに選出される。MAIAという人工知能が市長のための行政アシスタントを務めるため、行政の素人であっても問題なく職務は遂行できる、とのこと。
3.市長の任期はランダムで決定される。任期が終わるのは明日かもしれないし、1年後かもしれない。
4.市長の執行命令には自身の権力を覆すような物でない限り、法的効力が与えられる。

要約すると「市長には誰がなるか分からず、その任期も誰も分からず、しかし任期中は自分の好みで執行命令を下すことができる」ということである。
このような行政システムを採用した理由として汚職事件や利害関係が発生することを防ぐことが謳われているが、こんな状況下で(モラルおよびモチベーションの両面において)真っ当に市長を務めることができる人間は存在するのだろうか。

実際、歴代の市長の振る舞いは、以下の過去に下された執行命令のリストから察することができる。
・交通優遇措置法令
・司法審査を撤廃する愛国法令
パーティーを開く権利を認める法令
ロックンロールを廃止する法令
・市長のスイミングプール所有を認める法令
・閣僚権限を撤廃する法令
・赤ちゃんにとんでもない名前が付けられるのを食い止める法令
ロックンロールを再建する法令
・赤ちゃんの名前は自由に付けられる法令
・市長の命令は永久不変である法令
・市長は責任を問われない法令
・平易なスピーチ
・アイスクリームの火曜日
・口頭の法律と条例
・くたばれ、未来の市長!
一日市長

ただし、Residentから見て先代にあたるバーバラ・エリザベスは真っ当な人物だったらしく、テロの影響で混沌の極みにあったワトガ市から市民を脱出させるために尽力していたようだ。彼女の発した執行命令「一日市長」も、万一のことを考えての備えであったとのこと。

なお、市長のターミナルに存在する、ワトガ市長就任選考立案委員会からのメッセージの終盤には次のような記述がある。
「選挙を行わず、模範的な市民の中からランダムで市長を選任することで、ワトガを世界で最も民主主義的な市にすることができました!政治家だけでなく、全員に統治の可能性が与えられるのです!」
理想を追い求める余り歪な結果を生む。Fallout世界、現実世界を問わず、ある意味とてもアメリカらしいシステムと言えるかもしれない。

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