レイダーの代表者

スティムパック入りのシチューを渡すと二日酔いに良さそうだなとコメントすることがある。
飲んでも効くのか…

ちなみにソフィー曰く、こっそり寄付してくれたらしい。
　クレーターのレイダー、元々ダイハーズで生き残るためにレイダーにならざるを得ない側だったからか、彼も冷酷非情にはなりきれてないのだろう。
　ぶっちゃけアパラチア、というかクレーターにはまだ余裕があるからだろうが。
　クレーターはとりあえず鹿肉と熊肉には不自由してなさそうだし。

実際、現実でも難民は世界各国を悩ませる根深い問題である。

アメリカではトランプ政権時代に行われた排外的な移民政策は記憶に新しく、ヨーロッパも未だに自由を求めて命懸けの越境を行う難民が後を絶たない。

特にアジアやアフリカの許容量を超えた難民キャンプは支援不足に陥り、トイレ不足による衛生環境の悪化、汚染された飲み水、飢えによる栄養失調、それらを原因とする病気や感染症の蔓延、慢性的な医師不足に悩まされている。

そして悲しいことだが、彼(レイダーの代表者)の様に「どうでもいい他所者のために何で自分達が犠牲になって面倒見なくちゃいけないんだ」という手厳しい声は現実世界でも少なくないのが現状である。

散々な言われようである彼だが鹿肉とテイトのシチュー(薬入り)を渡したときのはしゃぎっぷりは可愛らしい。またスティムパック入りでの反応もむしろ常識的で過去作レイダーたちとも違いそこまで嫌わないであげてもいいと思う。

あんまり邪険にせず反抗期の子供だと思って接してあげよう

それはそうと、避難所のマスコットホワイトスプリング・グリーターのシャーシを傷つけたそうだな…
同じ目に遭ってもらおうか(チェーンソー)

ただの難民ではなく正体不明の敵と交戦状態で尚且つPittという割とどうしようもない土地が絡んでいて工場の復興の目処も協力した後の取り分の交渉もままならない泥沼の状態にも拘らずレスポンダーというよくわからない他者に助けを求める連合についてレイダー流の見解を述べる人物といえる。今後レスポンダーが多大な見返りを要求したらどうするのかなど連合がどこまで考えているか怪しいともなれば冷淡なセリフに繋がるのもわからないではない。

そういう意味では戦前の倫理を掲げて損得勘定もそこそこに戦後の狂気に飛び込むレスポンダーの方が正気の沙汰ではないのかもしれない。

難民たちを自分で生き残る力もない弱者として見下し、互助を否定しながらも炊き出しは普通に受け取るのはなかなかにダサい気もする
彼ら的には貢物みたいな認識なのだろうか

「自分たちでやっていけないほど弱いなら生き残るべきではない」
つまるところ、襲撃者を返り討ちにする力はなく、逃げ延びた移住先で一からやり直す事もせず、奪う側になるだけの覚悟もない。
そんな八方塞がりなら死んでしまっても仕方ないし、わざわざ助ける価値もないというわけである。

アパラチアに観光に来た他所者だったために（恐らく交渉の仕方も悪かったかもしれないが）レスポンダーを始めとする地元の互助組織からも冷遇され、生きるために略奪する側にならざるをえなかった彼らからすれば、俺たちは捨て置いて今更よそ者を助けるのか。という事でもある。

襲う立場のお前らが言うなとか、弱者がいなかったからレイダーだって食っていけないだろという感情が先立つ発言だが、アパラチアのレイダー（特にダイハーズ）目線では中々的を射たコメントである。
だが、助ければ貰えるものはきっちり頂けるので、我々residentは今日もボランティアという傭兵業務にいそしむのである。

彼の周りに居るのは普段弱者と見下し略奪を繰り返している相手ばかりの完全アウェイ空間…
メグの命令とはいえ良くもまぁこんな仕事を引き受けたなと同情したくなる…

ホワイトスプリング避難所のタンニンの横でタバコを吸っている男。クレーターのレイダーで、メグの命令で避難所を監視しに来た。
Refuge Daily:Recipe for Successで鹿肉とテイトのシチューを渡すと、味について感想をくれる。それによっては評判も上昇する。

ピットの難民流入は「面倒な問題」と捉えていて、自分たちでやっていけないほど弱いなら生き残るべきではないと主張する。