オーティス・パイク

グラフトン鉄鋼の元従業員。グラフトン鉄鋼工場が出す公害によって周囲の人々が苦しんでいることに心を痛め、告発やビラ配りといった抗議活動を隠れて行うも、会社にバレて2077年8月にクビとなった。

姉妹にモリーがいる。彼女はアーサー・ウッドと結婚し、フレディー・ウッドを産んだ。ただモリーは2077年8月時点で既に死亡している。
モリー、フレディーはオーティスのことを気に入っていたが、アーサーは快く思っていなかった。

Cold Caseでは甥にあたるフレディー・ウッドが行方不明となり、調査を進める上で名前が浮上する。

以下ネタバレ注意。








本事件の誘拐犯。
妨害行為がバレてクビになったが、何としてでも操業停止へ追い込むためにフレディーを誘拐した。クビになって間もなくキッドセキュアIDやグラフトンダムへ問い合わせを行った形跡があり、ウェービー・ウィラーズ・ウォーターパークへ下見を行うなど入念に用意した。
元々親しい間柄であったこともあって、フレディーの誘拐はすんなりといった。その後はグラフトンダムへ立てこもり、フレディーを監禁。アーサーにはフレディーと引き換えに操業停止を要求した。

…だが下見の際に持っていたビラを落とす、交渉をあっさりと断られる、長期化した立てこもり生活によってフレディーとの関係が悪化した、というように計画通りにはいかなかった。精神的にも追い詰められ、21日には被害妄想を発症していた。
我慢の限界に達したフレディーは罠を仕掛け、見事に引っかかったことで逃亡を許してしまう。オーティスはそのままダム内部で力尽きた。

なお彼の死因は不明。
1. フレディーの罠によって事故死→フレディーの冒険によると、怒鳴る程度の余力はあった。少なくとも即死はしていない。
2. 閉じ込められて餓死した→グラフトンダムの鍵を持っているため、脱出は可能だった。
3. 他の誰かに殺害された→施錠されており、誰かが侵入した形跡はない。
フレディーの罠によって重傷を負い、動けぬまま死亡した…のかもしれない。あとなぜか白骨死体になっていない。