危険物廃棄場L5

レ・エンファントプラザ地下鉄駅に併設されていた、戦前の核廃棄物の廃棄処分場。

首都の、都心部の、ど真ん中に、核廃棄物の最終処分場である。正気を疑う都市設計という他ない。Fallout世界の戦前の人々がいかに放射能の危険性に無頓着だったかを端的に示している施設と言えるだろう。

なお、分厚いコンクリートの防護壁などというものはなく、地面をくり抜いただけの剥き出しの岩盤の上にそのまま放射性廃棄物を投棄していた模様。放射能漏れももちろんだが重篤な水質汚染・土壌汚染が発生していたことは想像に難くない。
「夢のクリーンエネルギーによる華やかな未来社会」のお粗末な現実である。