ゾーイ・ハマースタインの日記

徐々におかしくなっていくところに、かゆいかゆいうま感がある。あと、何故関連用語にオリンがいるのか。

〉4・ど@*&,あた&をタスケて
ひど@いわ、タスけて、た*すけて、わたしを、あた〉マがヘンなの、*@ダレか、かれらを♯めて、わたシの＜アタマからでテって

〉3・ももっとゾーイのの想い
ものすすごく気分がわ悪いわ。ぜ全然しし集中できなくくて、ベベベンソソン先生に診てもららったらら、たたただのすストレスだって、しししばらくや休めって、たたたぶん、な長いじ時間スタジオにいるからつ疲れちゃって、ももう、ちちちゃんとも文字も打てなないわわ、て手がふ震えちゃって

〉2・もっとゾーイの想い
最近、ずっと気分がすぐれないの。スタジオで演奏するたび、頭がぼうっとしちゃう。とても息苦しくなるけど我慢しなきゃもったいないわ。仲間のバイオリニストの演奏を見てるだけで、自分の腕があがっていくから。アドバイスだって、嫌な顔ひとつせず与えてくれるの。今夜、弦楽器パートの女の子みんなで、録音用ホールでダンスを躍るつもり。あのキュートな音響スタッフのパーカーが、一緒に躍らない？　なんて言ってくれるかも。彼ってホント、素敵なの。

ゾーイ・ハマースタインの日記
〉1・ゾーイの想い
才能ある人たちに恵まれて嬉しいわ！私みたいなちっぽけで、ろくにバイオリンも弾けないおばさんが、世界の名だたるミュージシャンと同じ場所に座っている。自分の幸運が信じられない！今日も感動的だったわ。ハイドンの交響曲第3番ニ短調を、最後までとおして録音したの。すごく素敵だった。弦楽器のパートでは、みんなについていくのが精一杯だったけど、とっても感動したわ。みんなも優しく励ましてくれたし。一番感激だったのは、録音した曲をスタジオのスピーカーで、その場で聴かせてもらえること。明日が待ちきれないわ、ドボルザークの曲をやるみたいなの！

Vault92内にあるターミナルに書かれたゾーイという女性音楽家の日記
ホワイトノイズと呼ばれる暗示催眠の影響で徐々に内容が支離滅裂になっている
一章は売れない自分のような音楽家が世界的音楽家と演奏できる事に喜んでいる内容
二章は気分がすぐれないが頑張って腕を上げていこうと張り切る内容
三章は更に気分が悪化して医師に診療してもらう内容（この頃から手の震えでまともに文字が打てなくなっている）
最後の四章は滅茶苦茶な文字で助けてくれと懇願している内容