爆殺フィスト

元ネタは特殊部隊向けにWW2時に開発された暗殺武器
セッジリー OSS .38
グローブの手の甲部分に取り付けた38スペシャル弾を使用するピストルの
銃身と並行して取り付けられたピストンが殴って押し込まれることで発砲される
映像作品だとイングロリアス・バスターズ終盤で登場している

　これを付けた状態で砂掛け(カーン・トリック)、低姿勢の足払い(レンジャー・テイクダウン)を当てても、どういうわけか手のひらやつま先から散弾が発射される。ト○ファーキック状態である。面白い。

　基礎ダメージ値は80、関連perksをすべて取得すると113となる。一撃のダメージはDLC含め、白兵戦闘用の打撃武器の中で最も高い。故に倍率補正が適用される不意打ちを見舞う用途に適している。
　何よりも打撃と同時に散弾を撃ち出すというギミックには他の同系の武器には無い、近接戦闘におけるある種の究極的なロマンがあるし、「爆殺」という形容詞には戦闘意欲を刺激する並々ならぬ響きと視覚効果がある。
　手間はかかるが、最大まで上げきったスキルに加えて近接戦闘perk、「リージョン・アサルト」を取得し、ダメージを上昇させるドラッグを2種類ほど摂取した後に前方へパワーアタックを仕掛ければ、人型NPCであれば大抵は一撃で「爆殺」できる。Bloody MessのPerkがあれば血煙になる。見栄えも素晴らしい。
　しかし救いが無いことに、他の方が仰られた爆殺フィストを手に嵌めたプレイトリアンガードは、徒党を組んで素早い速度でこちらに接近し、リージョン・アサルトで突撃してくる。戦闘状況の推移次第では2,3人から同時にこの攻撃を受けることもある。尋常ではない地獄絵図である。

シーザー暗殺やベニー救出を試みる場合、特に正面から脳筋で挑む場合の最大の障害と言っても過言ではない。

事前の準備無く殴りかかると、これを装備したプレイトリアンガード達に包囲されあっという間に蛸殴りにされて昇天する。

簡単にいうならMGS3のヴォルギン大佐が使うあれである
威力がかなり高く、カリスマを上げベロニカにこれとパワーアーマを装備させるととんでもないことになる

ユニーク品にツーステップ・グッバイがある(要GRA)。こちらはクリティカルで殴り殺した敵の体内に爆弾を打ち込み、2秒後に周囲を巻き込む爆発を発生させるというもの。
また、兄弟品ともいえるディスプレイサーグローブも存在し、こちらはノックバック効果のあるエネルギー衝撃波が発生する。
その他にもターボなどと組み合わせて時間でも止められたみたいに速すぎるラッシュを叩き込めるグリーズド・ライトニング(ユニークパワーフィスト)、トースターのおかげで真っ赤に燃えたサタナイト・パワーフィスト・スーパーヒートなどNVにはRPを重視する運び屋には垂涎ものの面白武器が数多く存在していた。

PS3版とXbox版で何故か翻訳が違っており
PS3版ではポリスティックフィスト
Xbox版では爆殺フィストとなっている。
訳的には >>2 の説明を正しいとするならPS3版が合っているはずだが
後のアップデートで、爆殺フィストに統一されている。
インパクト重視か

ちなみに、殴ると爆発音がするが
別段それがスニークに影響を及ぼすことはない

手首の部分にショットガンが仕込んであり、拳の部分のプレッシャープレートが押されるとそれが発射される仕組みになっている。

原語版では「Ballistic fist」。訳すなら弾道フィスト、あるいは衝撃フィストといったところだろう。「爆殺フィスト」は、爆薬が使われていると誤解を招きかねない誤訳である。

本作に登場する挌闘武器。
パワーフィストのようなハイテク兵器で
腕に装着し、手の甲の部分に炸薬が仕込んである
敵を殴った際、それを炸裂させ、文字通り敵を爆殺する。

そのインパクト抜群の名前もさることながら、当時の全武器の中で見ても
最高クラスの火力を叩き出す一品。