ピーボディ・ハウス

データを流用しているのだろうが、コンコードによく似た家がある。
ドア裏にバットが立てかけてある、冷蔵庫にヌカ・コーラ・クアンタムが入っている、二回の壁に金庫があるなどの特徴がそのまま。

僕、この家にちょっかいを出すのが好きなんです。
近くにほら、怖い傭兵の拠点があるじゃないですか。
そこをね、ちょっと散歩するだけで怒ってこっちに走ってくるんですよ。
そこでこの家に逃げ込むんです。ほら、助けてあげたから優しく向かい入れてくれるわけですよ。
で、ちょっと二階で窓から外を眺めながら休ませてもらってると、不思議なことに銃撃戦が始まるんですよね。
世の中って怖いなぁ。

マサチューセッツでピーボディというと、元ネタはジョージ・ピーボディだろうか。
同州出身の企業家だが、ビジネスマンとして以上に慈善家として知られており、数多くの教育に関する支援や基金の設置、寄付などをおこなった人物である。
彼の生家は現在、ジョージ・ピーボディ・ハウス・ミュージアムとして博物館となっている。

プレイヤーはピーボディの名を冠する家に迷子の子供を送り届けるという「慈善事業」をおこなえる一方で、
その子供を目先の欲や気分次第で売り飛ばすという悪行も選択できるようになっているあたりが実にこのシリーズらしい。

自プレイ時はB.O.S.が2名いたが、住人たちと何をやり取りしている訳でもなかった。
ガンナーやスパミュから匿ってもらっているのか、強制的接収して現地基地化しているのかも判別がつかないので、こちらもそのまま退散した。

ビリー君を送り届けてしばらくしたころ、きまぐれで再訪問してみると戸口の壁にガンナーが寄っかかっていた
V.A.T.S.で覗いてみると赤表示
でもピーボディ一家もガンナー3人と一緒に居て無事な上に緑表示だし・・・
これはもしや、赤表示だけど敵対しないってやつか？
そう思った我が111、一応44ピストルを準備したまま戸口のガンナーに駆け寄っていった
しかして戸口のガンナー、銃を取り出したものの打ってはこない
かといって話しかけても返事もしない
そういう仕様なのか？
そんなことを考えつつ1〜2秒が経過した直後、突如リビングにいたもう1人のガンナーが「すごいことしようぜ！」と絶叫
狂ったように3人で発砲してきた
飛び交うレーザー
44ピストルの応射で吹き飛ぶガンナートリオの頭
そして至近距離をかすめ飛んでいくレーザーや頭の一部に全く無反応なピーボディ一家
いや、意味不明すぎて確かにすごいけども・・・

CK上の名称はビリーズハウス(ビリーの家)
ビリー・ピーボディなので間違ってはいない

クエスト後、ガンナーが家族同然のようにソファーに腰掛けていることもある

湿地帯にある家、地盤が緩んで家が傾きそう。
マイアラークも沸きそうで目の前はガンナーだらけのクインシー
ビリーを送り届けた後もピーボディー一家は住み続けるが、訪れるたびに心配になる。

クインシーが可視できる範囲にいる為、再度のガンナー襲来が充分過ぎる程予測される。
子供を拉致されるか子供を除いて一家皆殺しになる前に引っ越した方がいいのでは……。

ビリーくんを送り届ける家。クインシーから南東付近にある。